2009年7月13日月曜日

私のだいじな場所〜公共施設の市民運営を考える

ハンズオン埼玉の「協働→参加のまちづくり市民研究会」による「公共施設の市民運営調査プロジェクト」の報告書。
A4判変形 128ページ
頒価;1000円+送料210円

お申し込みは、ハンズオン埼玉事務局までoffice@hands-on-s.org TEL/FAX :048-834-2052
下記の内容について、おしえていただければ、郵便振替用紙を入れてお送りします。
(1)お名前
(2)送付先住所
(3)電話番号
(4)メールアドレス
(5)冊数
(6)請求先(送付先と違う場合)
よろしければ……(必須ではございません)
(7)どちらからこの本のことをお知りになったかお教えいただければ幸いです。

●10冊まとめてご購入の場合1割引!(1冊分!)とさせていただきますとのこと。
団体HP


ポジティブ・ディシプリンのすすめ

セーブザチルドレンは、すべての子どもが子どもらしく生きるための活動を世界で展開しているNGOですが、本書はセーブザチルドレンスウェーデンが発行。以来、15カ国で翻訳され評価を得ている書籍です。
本書は国連で展開された「子どもに対する暴力」調査・研究へのひとつの答えとして作成されたものとのこと。長期的な目標と温かさと枠組みを与えることの重要性といった、大きな視点を提供してくれると同時に、年齢別の課題解決やポジティブディシプリンでの対応について、ノート方式で理解をうながしてくれています。

日本ではここ数年、無差別殺人など言葉にできない哀しみを感じるような事件が多くおこるようになりました。子どもがこの本のような発想で育まれていたとしたら、また、大人同士でもこのような発想で付き合えれば、人生に落胆し、その次に何の罪もない他人の命を奪うなどという事件は起こらないだろうに・・・と思いながら読み進めました。子どもがおいでの方にも、そうでない方にも、お勧めできる1冊です。

ルーマニア どこからきてどこへいくの

宇宙船地球号・山本敏晴さんによる写真絵本シリーズのルーマニア編です。
被写体の自然な姿が等身大のその国を上手に表現されていて、そのおかげでルーマニアが身近に感じられます。

小さな変革~インドシルクという鎖につながれる子どもたち

シーライツ翻訳の書籍が出版されました。
感情が揺り動かされるというのは大変重要ですが、課題解決のためには、構造的な課題の把握は不可欠です。本書はそうした構造にも着眼してまとめられている点が大変勉強になります。皆様に手に取っていただきたい1冊です。
「インドで、奴隷のように働かされる子どもたち。債務児童労働に対して、私たちに出来ることは何か。
インド国内の6,000万人から1億人ともいわれる児童労働者の中で債務児童労働者は、低く見積もっても1,500万人と言われています。本書では、絹織物業における債務児童労働の構造や実態、カースト差別との関係を説明するだけでなく、なぜ違法であるにもかかわらず、この慣習が存続するのかという要因を法の執行という面に焦点をあてて分析しています。」シーライツHPより

南部メキシコの内発的発展とNGO―グローカル公共空間における学び・組織化・対抗運動

第7回日本NPO学会優秀賞受賞の著作です。内発的発展論は開発援助分野で用いられることの多い概念ですが、NGO勤務時代、日本にこそ同様の発想が重要と痛感しました。そんなことが私の今の行革の基本になっているのですが、本著は内発的発展論の再評価によって公共空間形成を論じており興味深い内容となっています。南部メキシコという日本とは異なる文化・社会との比較から学ぶことも多いように思います。
「社会運動としての内発的発展論を再評価し、ネットワーク化による公共空間形成の動態的把握を試みる、新たな社会理論の精緻化へ向けた意欲的実証研究。
世界中でネオリベラリズムが進行するなか、ラテンアメリカでは西欧・アジアと異なる形で新しい市民社会が形成されつつある。オアハカ州を例にメキシコ南部で勃興しつつある小農・先住民族と現地市民社会のネットワーク化による新しい公共空間の形成過程を、知識人・運動家の「記憶」、運動主体間の相互作用と連関のなかから描き出す。」勁草書房HPより

2009年4月5日日曜日

Photo&Message いとしの能登 よみがえれ!


写真集 いとしの能登 よみがえれ!

2007年3月25日発生、家屋全壊685棟、半壊1735棟の被害のあった能登半島地震。阪神・淡路大震災で結成された被災地協同センターは地震直後から「足湯」ボランティアの派遣などを通じ、市民の輪を築き続けている「被災地NGO恊働センター」による能登の写真集です。
勇み立って被災地に赴いたのに、能登の方々の、継承された文化をいとおしむ素朴さと心意気に、却って教えられ、それに伴い能登の地に惹かれていった、と冒頭の一文にあります。写真集は、「人・まち・出会い」、「暮らし・自然・ふれあい」、「古の夢・今・これから」などで構成されていて、写真が捉えた風景やそこに写る方々の表情から、写真集に関わった方々が能登の地と能登の方々がどれだけ深く交流を重ねてきたのかが伝わってくるようです。

どれも美しい写真ばかりです。こうしたまち並みの美しさや思いやり溢れる人の気持ちというものは、まさに公共財。将来に受け継くためには、目に見えない仕組みやマネジメントの随所の変革が必要、と日頃から確信して自分の現場に取り組んでいますが、この写真集を拝見して、その思いをさらに強くしました。

一頁ずつめくりながら、年末の派遣村の出来事を初め、一人一人の人間の尊厳を疎かにしていっているような状況を思い浮かべ、社会には、土地や周囲の何かに感謝する基盤が不可欠だということも再認識した次第です。
この本を通じて観光案内では出会えない、能登の素晴らしい様々な場面に触れてください。写真集の売り上げは、現地での活動に役立てられます。

お申込は被災地NGO恊働センターまで。
URL:http://www.pure.ne.jp/~ngo
FAX:078-574-0702 
メール:ngo@pure.ne.jp   
電話:078-574-0701 

ボランティア白書 今後の地域福祉とボランティア2009

ボランティア白書2009「今後の地域福祉とボランティア」社団法人日本青年奉仕協会 

今後の地域福祉におけるボランティア活動のあり方について、地域福祉やボランティア活動に関わる専門家の論考が掲載されています。B5判130頁(2500円・税込)
ISBN 987-4-931308-10-7 2009年3月31日発行 編集・発行:(社)日本青年奉仕協会

ご購入はJYVAホームページで → http://www.jyva.or.jp/book/list_h/0171_vwb_09.html

2009年2月16日月曜日

共生時代の地域づくり論―人間・学び・関係性からのアプローチ (単行本)

「共生時代の地域づくり論―人間・学び・関係性からのアプローチ」 (単行本)

市民と地域づくり、環境教育のための対話、などNPO/NGOに親和性の高い内容です。
編著者の北野氏ご自身は、民間調査機関、農林水産省を経て現在は日大生物資源科学部で教鞭をとられており、本著はご自身の単著およびゼミ生による論文、計12編による構成。
政府主導の開発ではなく、各地の住民、資源発の開発である「内的開発」やその構成要素でもある「市民参加」について理論・事例を通じた理解に役立つことと思います。
途上国への開発援助に携わった方なら感じたことがあるかもしれない、援助する側にもある構造的課題。「内的開発」の概念は先進国の地域開発にとっても重要な概念。国内を中心にインドネシアの事例まで、多様な事例が丁寧に記述されている本書で、是非その一端に触れていただきたいと思います。


北野収編著/出版社: 農林統計出版 (2008/10)/ ISBN-10: 4897321549/ISBN-13: 978-4897321547

▼以下は出版社解説より
「総合人間科学」としての地域づくり論。共生社会を目指すことを念頭に、まちづくり、むらづくり、コミュニティ開発について、主にひと・学習・繫がりの3つの視点から事例を読み解き、共有されるべき教訓を探る。

ソーシャルエンタープライズ・社会貢献をビジネスにする

塚本一郎・山岸秀男編著/丸善 (2008/12/27)


関心が高まっている社会起業・社会企業家、ソーシャルエンタープライズ。

表紙裏のメッセージに『社会貢献とビジネス手法のハイブリッド組織として、また、既存のNPOのオルターナティブとしても注目の高まるソーシャル・エンタープライズ。しかし、ソーシャル・エンタープライズの社会的認知や社会基盤の形成が未成熟な日本の社会において、ソーシャルエンタープライズを社会的セクターとして確立させ、持続可能なソーシャルエンタープライズをいかに社会的に育成していくかが今後の課題である。こうした問題意識から、学問的な研究対象として発展させる上での課題と実社会における実践的課題の双方について、理論や制度、事例の分析を通じて明らかにすることが本著の目的』とある通り、各国における理論、課題、事例がバランスよく盛り込まれ、一つの国における状況のみにとどまらない理解を手助けしてくれるおすすめの一冊です。
資料編に盛り込まれている、編著者、西村万里子(明治学院大学法学部教授)らによるイギリス(ロンドン・バーミンガム)調査報告も個別事例調査時の状況を臨場感もって伝えてくれています。


2009年1月20日火曜日

静かに迫り来るHIV―神戸からの報告 (単行本)

静かに迫り来るHIV―神戸からの報告 (単行本) エイズ予防サポートネット神戸 (著)

2005年、神戸で開催された第7回アジア・太平洋地域エイズ国際会議。
会議では、感染者、市民、事業者、医療及び教育関係者、行政担当者が一堂に会して、拡大阻止のための方法を模索し、感染者の支援と人権問題について語り合われました。
本書は、その後の関係者による協働の報告です。

単行本: 175ページ
出版社: エピック (2008/11)
ISBN-10: 4899851448
ISBN-13: 978-4899851448
発売日: 2008/11