
写真集 いとしの能登 よみがえれ!
2007年3月25日発生、家屋全壊685棟、半壊1735棟の被害のあった能登半島地震。阪神・淡路大震災で結成された被災地協同センターは地震直後から「足湯」ボランティアの派遣などを通じ、市民の輪を築き続けている「被災地NGO恊働センター」による能登の写真集です。
勇み立って被災地に赴いたのに、能登の方々の、継承された文化をいとおしむ素朴さと心意気に、却って教えられ、それに伴い能登の地に惹かれていった、と冒頭の一文にあります。写真集は、「人・まち・出会い」、「暮らし・自然・ふれあい」、「古の夢・今・これから」などで構成されていて、写真が捉えた風景やそこに写る方々の表情から、写真集に関わった方々が能登の地と能登の方々がどれだけ深く交流を重ねてきたのかが伝わってくるようです。
どれも美しい写真ばかりです。こうしたまち並みの美しさや思いやり溢れる人の気持ちというものは、まさに公共財。将来に受け継くためには、目に見えない仕組みやマネジメントの随所の変革が必要、と日頃から確信して自分の現場に取り組んでいますが、この写真集を拝見して、その思いをさらに強くしました。
一頁ずつめくりながら、年末の派遣村の出来事を初め、一人一人の人間の尊厳を疎かにしていっているような状況を思い浮かべ、社会には、土地や周囲の何かに感謝する基盤が不可欠だということも再認識した次第です。
この本を通じて観光案内では出会えない、能登の素晴らしい様々な場面に触れてください。写真集の売り上げは、現地での活動に役立てられます。
お申込は被災地NGO恊働センターまで。
URL:http://www.pure.ne.jp/~ngo
FAX:078-574-0702
メール:ngo@pure.ne.jp
電話:078-574-0701